離婚直後の心境
モラハラ夫のDVで、1歳6ヶ月の娘を連れて即日実家に帰ったシュナ子。
(離婚、そしてシンママへ 参照)
その後はほんともう、大変でした。
何が大変て、シュナ子は専業主婦だったんです。
そう、離婚当初は無職ですよ。
そして実家といっても、母親も離婚後再婚していて、
正しくは母の再婚相手の家に居候していたんです。
だから家も早急に探さなければならなかった。
さらには、シュナ子の母親は子供嫌いなんですね。
それは孫でも例外ではなく。
そしてなにより、娘は猫アレルギーもあったんですが、居候先には母の飼っている猫が10匹いたのです。
幸い、その時はアトピーの症状はほとんど無く、除去食だけでなんとかなっていたのですが、
母と行った鍼灸院でそんな話をしたら、「猫アレルギーなのに猫飼っちゃだめだよ」と、
母は先生に言われたらしいんです。
それに母は憤慨して、「猫の方が先なんです!」と。
そしてシュナ子に言いました。「私は孫より猫の方が可愛いんだよ!」
母さん・・・それ、私に向かっていいますか・・・😅
一応、初孫だったんですけどね、そんなの関係なかったみたいです💦
まあ、猫がいるのは分かっていたので、ずっと同居するつもりはなかったから、いいんですけどね。
そんなわけで、すぐに家・保育園・仕事探しの開始となりました。
あの時は本当に大変だったけど、離婚を後悔した瞬間はまったくなかったですね。
大嫌いなモラハラDV男の顔を見なくて済むので、
毎日のイライラやムカムカから解放されたのは本当に良かったです。
よっぽどモラハラDV男との結婚生活が苦痛だったんですね。
ただ、わずかな貯金しかなかったので、生活の基盤を造るまで持ち堪えられるかは不安でした。
「これ、一歩間違ったら親子で路頭に迷うやつだ💧💧💧」と実感し、
背筋が寒くなったのを覚えています。
でも、幼い娘はとっても無邪気で、毎日キャッキャと笑って、本当に癒されました。
私がしっかりしなくちゃね!😊
私の実家は東北の地方都市。
離婚直後、婚姻時住んでいた静岡に、残して来た荷物を取りに行き、
結婚前から仲の良かった友人宅へ挨拶に行きました。
高校卒業後の仕事で出会い、ずっと仲良かった親友です。
もうなかなか会えなくなっちゃうのは、ほんと寂しかったな・・・
でも「がんばって!」と応援してくれた友人と旦那さんには今でも感謝しています。
そして、その時泊まった旅館で、娘と温泉に入ったあと廊下を歩いていると、
娘がシュナ子と手をつないできました。
ニコニコしながらぎゅっと握ってくる娘の手を握り返して、シュナ子は思いました。
「この子は私が守る」
今でもはっきり、その時の強い気持ちを覚えています。
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