シンママ時代:東京に新築一戸建てを買う
上京時、なんとなく、東京で2年やっていけたら家が欲しいな、と思っていたシュナ子。
賃貸マンションで月10万の家賃を払って、奨学金の返済も月4万円ほど。
生活はなんとかやっていけますが、老後の資金が貯められないな・・・
そう思っていました。
そして、もしシュナ子にもしものことがあったら、家賃が払えなくてマンションは追い出され、娘は住むところも無くなってしまう・・・
うーん、これは由々しき問題だ・・・
そう思っていたところに、手頃なマンションのチラシが入ってきました。
チラシには月々の返済6万円とあります。
そして、上京してちょうど2年、もう田舎に帰るつもりはありません。
興味を持ったシュナ子は、早速娘と一緒に見学に行きました。
結局、いまいちピンと来なくて、その物件は見送ったんですが、
これで一気にマイホーム購買意欲が湧き、その時担当してくれた不動産業者さんに他の一戸建ても紹介してもらいました。
一戸建ての物件3件、マンション3件内見しても、どこもちょっとひっかかるところがある。
半年ほどして、不動産の担当者から、「シュナ子さん、そろそろ決めませんか」と呆れられた頃、
妥協して、予算以内の新築一戸建てを購入しようと思い、
行きつけのペットショップの奥さんに相談してみました。
ちょっと左隣の古い家の木が越境してるけど、あと、家の前の道路もちょっと狭いけど、右隣も古いアパートだけど、どうです?
奥さんの答えは、「やめときな!」でした💦
まず越境ですが、その奥さんの家も、今、隣の家の木の越境で困っているんですって。
言っても切ってくれなくて、邪魔だしお隣さんとの関係もギクシャクして、毎日すごいストレスだって。
そして隣の古いアパートも良くないって。どんな人が住んでるかわからないし、入れ替わりも激しいから、怖いって。
なるほど!
だから安いのか、と思い、その旨を不動産屋の担当に言うと、
もっと条件の良い、新築一戸建てを紹介してくれました!
ただ、そこは予算よりも300万円ほどオーバーで、住宅ローンの上限を超えてしまします。
オートローンもあったので、その分借りられる金額が低くなっていたのです。
すると、担当さんは、驚くことを言いました。
オートローンを完済させましょう。
うちの母親がシュナ子さんに残金分をお貸ししますので、それで完済してください。
想像もしていないことでした!
きっと、いいかげんもう決めて欲しかったんでしょうね😅
「でも、お母様に悪いですよ・・・」
と恐縮するシュナ子に、担当さんは、「高齢者は自分のお金、少しでも増やしたいんですよ」と・・・
もちろん、数%の利子を付けた、返済計画も提示されました。
オートローンの金利と同じくらいの利子です。
それなら、ということでお言葉に甘え、借用書を交わし、シュナ子は理想的なマイホームを手にすることができました。
こんなこと、普通ないですよね?奇跡的!
もちろん2年でお母様からの借金は完済しました。
住宅ローンの返済は、賃貸マンションの家賃とほぼ同額。
固定資産税と修繕費はかかりますが、自分の資産になります。
老後は、不要になれば売れるし、リバースモゲージという手もある。
リバースモゲージについてはこちらhttps://www.resonabank.co.jp/kojin/column/jutaku/column_0015.html
これで今シュナ子に何かあっても、娘に家は残る。ほっと一安心。
そして物件は、結果から言うと、大正解でした!
日当たりも良くて、車も普通車と軽自動車なら2台置ける駐車場があるし、前の道路は安い物件より1m広くて、車庫入れもラク。
周囲のご近所さんも良い方ばかりでノンストレス。
そして、部屋の作りも、安い方より我が家に合っていた。
具体的には、安い方は玄関から上がってすぐリビングでドアが無い。
そして、リビングに2階への階段がある。トイレのドアもリビングにある。
ワンコがいる関係上、玄関とリビングの間にドアはあって良かったし、2階への階段も、ドアの向こうの方が、ワンコが勝手に2階に行かなくて都合がいい。
しかも購入した物件は、2駅使えてどちらも徒歩10分。
スーパーが徒歩1分、ドンキも徒歩3分、マックも徒歩2分と、めっちゃ便利だけど、家の前は住民以外通らない静かな道路。
本当に、今の物件にして良かったです!
こうやって振り返ると、シュナ子の人生、奇跡が多いな〜。気のせいかな?
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