離婚後:暗闇の中の希望の灯り
コンパニオン派遣会社の事務をクビになったシュナ子。
(詳細は離婚後:根性で仕事ゲット!でも・・・をご覧ください)
もう、これは、どうすればいいのか・・・
家のことをやっていても、娘の世話をしていても、心の中は「どうしよう」と、そればかり。
そもそも私に、社会が必要とするスキルが無いからいけないんだ。私が面接官の立場でも、私なんか採用しない。
これは何か、自分自身に強みをや特技を身に付けなければいけない。
でも、それって何だろう・・・
そう、ずっと考えていました。
そんなある日、遊びに来た妹に
何か、資格取ろうと思うんだよね。そうゆう何かないと、仕事見つからない気がするんだ
と、何気なく言いました。
すると妹は
それなら、本当にやりたいことやったら?勉強したりするの、本当にやりたいことじゃないと続かないよ
これまた、妹も何気なく言いました。(後で聞いたら覚えてなかった😆)
私の本当にやりたいこと・・・
その答えはすぐに浮かびました。
・・・看護婦だ!
実は、子供の頃の夢は看護師だったのです。
でもシュナ子が高校生の頃、看護師は危険、きつい、汚いの3Kと言われていて、人気のない職業でした。
高卒でも大手の企業に就職できた時代です。
シュナ子は早く働きたかったこともあって、進学が必要な看護師は、選択肢から外してしまったんですよ…
さらに、まだ離婚前の婚姻時、独身時代の会社の同期の子に誘われ、近所の准看護学校に見学に行ったことがあります。
少し興味はありましたが、勉強頑張ってまで看護師になるモチベーションは、その時ありませんでした。
ちなみに、一緒に行った同期は、その後受験して学校に通い、准看護師になっていたのです。
そうだ、看護婦になろう!(←当時はこう呼ばれていた)
でもそうと決めても、まだうだうだと踏ん切りがつきません。
准看護学校は中学卒業程度の試験なので、高校受験の問題集を買ってみましたが、
勉強から遠ざかった30過ぎの頭ではやはり難しかったのです。
しかも仕事で挫折し、自信もありません。
がんばろう!・・・いやでも・・・
と、毎日振り子のように気持ちがゆれ動く…
そもそも、働かなと生きていけないし、やっぱり今から学校に通うなんて無理だ・・・
そんなモヤモヤしていたある日、斜向かいの奥さんが、
いつものように、おかずをお裾分けしに来てくれました。
その時、シュナ子は何気なく
看護師の資格を取りたいなって思ったんですけどね、勉強がやっぱりわかんなくて…ほんと、だめですよねぇ・・
なんて…
そんな情けない話をしたんです。
すると、奥さんは、
じゃあ、うちの娘に聞くといいよ。うちの娘も看護師なんだ。勉強でわかんないことがあったら言って
と言ってくれました。
いい人だなぁ・・・
でも、そうは言われても、
会ってまだ4ヶ月くらいのご近所さんに、
本当に聞くわけにもいかないよなぁ・・
しかも娘さんに会ったことないし・・・
そんな煮え切らない、情けない気持ちでいました。
その数日後、玄関先で「シュナ子ちゃーん」と呼ぶ声が。
行ってみると、なんと、斜向かいの奥さんが、自分の娘さんを本当に連れてきてくれたのです!
娘さんも「何でも聞いてくださいね!どこがわからないんですか?ああ、それは・・・」と言って、教えてくれました。
そして、自分が使っていた中学校の参考書や看護学校で使っていた教科書をシュナ子にくれたんです。
もう自立して一人暮らしをしている娘さんです。
シュナ子は驚きました。
こんな会って間も無い赤の他人を、本気で応援してくれている人がいる!
全身に電気が走ったような衝撃で、シュナ子は一瞬で覚醒しました!
これはもう、私1人の問題じゃない!
やろう!
四の五の言っていないで、
本気でやろう!
できることはなんだってやろう!
真っ暗だった私の心に、明かりが灯った瞬間でした。
いいね❤️していただけるとすごくうれしいです!
下の風景写真バナー・人気ブログランキングバナーも1日1回ポチッとしていただけるとランキングが上がり、更新のパワーになります!なにとぞ〜🙏