聖書は難しい
前回の出来事
前回は、北イスラエルのアハブ王が、王妃イゼベルを利用して、
ナボテという人の土地を奪いました。
そこで神様から裁きの宣告を受けます。
①あなたは人を殺し、そのうえ奪い取った
②犬があなたの血をなめることになる
③アハブ一族(王朝)の滅び
④犬がイゼベルノの肉を食う
これを聞いたアハブは悔い改めました。
神様はそれを受け入れ、③をアハブの息子の時代まで先延ばしにしてくださいました。
アハブは悪王ですが、時折信仰を見せましたが、
結局神に立ち返ることはありませんでした。
残念ですね。
第1列王記 22章1節〜18節 概略
3年のチャンス
アラムと北イスラエルの間に3年間戦いがありませんでした。
これは一見良いように見えますが、神様的にはダメです。
神の御心は、ベン・ハダド(アラム)を聖絶することだったのに、アハブ王はそうしなかったのです。
平和ボケしてナボテの土地を奪ってる場合じゃない!
そしてこの間に、アラムは力を付けていました。
立場が危うくなって来たアハブ王は、南ユダ王国と仲良くなる作戦を考えます。
この時の南ユダでは、アサ王の息子、ヨシャファテが4代目の王となっていました。
ヨシャファテは素晴らしい信仰を持つ善王です。
主が彼と共におられたので、南ユダ王国は栄えていました。
そこでアハブ王は、イゼベルとの娘をヨシャファテの息子に嫁がせ、姻戚関係となりました。
ある時ヨシャファテ王がアハブ王の元に来た時に、
アハブ王は、アラムに取られてしまった領土、ラモテ・ギルアデを一緒に戦って取り返して欲しいとヨシャファテ王に頼みました。
これに対して、ヨシャファテ王はOKしました。
おそらくヨシャファテ王は、南ユダと北イスラエルをもう1度、ダビデ・ソロモン王朝の時のように1つの国に統一したかったのではないでしょうか。
御心を求める
イスラエルが戦争を許される時は、神の裁きをイスラエルが代わりに任される時のみです。(これ大事!)
なので、神様に戦って良いか聞かなければなりません。
そこでアハブは400人の預言者に戦って良いか尋ねました。
預言者たちは戦えと言いましたが、この預言者たち、ちょっとあやしい・・・
エリヤやエリシャが登場しないし、神様が預言者を遣わす時は、基本一人です。
この400人の預言者はバアルの預言者の可能性もあります。
するとヨシャファテ王は、「本物の預言者はいないの?」と言いました。
さすが信仰のヨシャファテ王、偽物と見破りました。
偽物を見分けるためには、本物(御言葉)を見続けることだそうです!
すると、アハブ王は正直に答えました。
「一人ちゃんとしたミカヤという預言者がいますけど、あいつは私に嫌なことばかり言うから、憎らしくて呼んでません。」
アハブは正しい預言者を遠ざけて、自分の周りにはイエスマンのみを配置し、自分の愚かさや罪には目を向けないようにしているのです。
これ、旦那さんのパワハラ社長と一緒だなって思っちゃいました😆
耳が痛くても、正しいことを言ってくれる人が必要なんですね。
これを聞いたヨシャファテ王は、「王よ、そんなふうに言わないでください。」と言ったので、
アハブはミカヤを呼びました。
アハブへの警告
アハブ王は、ミカヤに戦いに行くべきか尋ねた。
するとミカヤは、「攻め上って勝利を得なさい。主は王の手にこれを渡されます。」と答えた。
アハブ王は「私が何度おまえに誓わせたら、おまえは主の名によって真実だけを私に告げるようになるのか。」
ここのやり取りの解釈は難しいですね。
アハブ王は、ヨシャファテ王の前で、ミカヤに悪い預言を言って欲しかったそうです。
そして、ヨシャファテに、「ほら、こいつは言った通り、悪いことしか言わないやつですよ、こんな奴のいうことはほっといて、400人の預言者の言うことを聞きましょうよ。」と持って行きたかったのではないかと。
それなのに、ミカヤが400人の預言者と同じ事を言ったので、アハブ王は逆ギレしているのでは?との解釈でした。
アハブは神の真実などには興味が無いんですね。
ミカヤは次に、正しい預言を答えました。
「私は全イスラエルが山々に散らされているのを見た。まるで、羊飼いのいない羊の群れのように。そのとき主はこう言われた。『彼らには主人がいない。彼らをそれぞれ自分の家に無事に帰らせよ』」
これは、警告の予言です。
ラモテ・ギルアデに攻めると、羊飼いのいない羊の群れのようになる(王がいなくなる)=アハブは命を落とすと。
これは、②犬があなたの血をなめることになる、という裁きが成就することになります。
これは神様からの警告・ラストチャンスです。
これに対してアハブ王はヨシャファテ王に言いました。
「あなたに言ったではありませんか。彼は私について良いことは預言せず、悪いことばかりを預言すると。」
自分の言っていることが正しいと強調したいだけで、もう、神様がなんて言ってるかなんて、アハブ王は興味も無かったんですね。
そして、この戦いでアハブ王はミカヤの預言通り、命を落とすことになります。
本日の適用
アハブ王は、神が何を喜ばれるか知っているのに、不正解を選んでしまいました。
ちなみに、正解を利用して神に反抗するベリアル(サタン)的な人もいます。
良い応答をしていないと、だんだんとズレていき、心が閉ざされて見えなくなっていきます。
ズレが見えているうちに解消しないと、ズレていることもわからなくなってしまいます。
罪とは恐ろしいものですね。
アハブの振り見て我が振り直せ
分かち合いにて
いつも思うことですが、シュナ子にとって聖書はとっても難しいです。
聖書を読んでもさっぱり意味がわからないんです💦
毎回、牧師先生のメッセージを聞くと、
「そ、そうゆーことだったの!?」と驚いてしまいます。
今回も、礼拝に行く前に今日の聖書箇所を読んだのですが、
なんのこっちゃって感じでした💦
だから、もし聖書に興味があるけど、読んでも分からないって方は安心してくださいね。
あなただけではありません!😅
今はYouTubeでたくさんのメッセージが聞けるので、良い時代ですね。
でも、中にはカルト的なのもあるので、気をつけてくださいね。
献金額が決まっていたり強制したりするところや、教会での奉仕を強制するようなところは危ないです。
どちらも、本人が自発的に行うのが聖書の教えなので。
もし聖書に興味がある方は、ハーベストタイム中川健一先生のメッセージステーションhttps://harvesttime.tv/message-station/がおすすめです!
ご参考までに😊
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