離婚直後の奇跡
住む家を得るには仕事を、
仕事を得るには保育所を、
保育所に入るためには仕事していないと難しい…
そんな負のループ真っ只中にいたシュナ子。
(詳しくは離婚直後の家・保育所・仕事探しをご覧ください)
でも保育所は、年度の切り替えで大量に新規の入所枠が出るから、
4月入所の選考にはきっと受かるはず…
だって、母子家庭だもの…
そう信じていたある日、
市役所から、通知が来ました。
結果は、保育所入所不可
え…
…思わず絶句
絶望で、怒りさえ込み上げてきました。
仕事もなくて、保育所にも落ちた…
この先、どうやって生きていけと…?
追い詰められたシュナ子は、市役所に直談判に行きました。
案内所のお姉さんに、「保育所の管轄の責任者をお願いします。」と伝えると
スーツ姿の男性が現れ、別部屋に通されました。
そこで、事情を説明しました。
「生きるために働かなきゃいけないのに、保育所に子供を預けられなかったら、どうすればいいんですか?
仕事の面接では保育所を決めてから来いと言われます。
私はどうすればいいんですか?」
そう言いながら、シュナ子は不覚にも泣いてしまいました。
すると、娘は驚いた様子で、あわててハンカチをポケットから出し、私の涙を拭いてくれました。
心配かけてすまん、娘よ。
子供の前で泣いてはいけませんね😞
市役所の方たちからは、やはり仕事を持っていないとポイントが低くなると。
そしてもう、保育所の空きがないと言われ…
その日はなだめられて帰宅しました。
さて、この先どうしようかと考えていたら、
数日後、市役所から呼び出しがありました。
めっちゃ田舎だけど、保育所が1人分空いたと!
本当に町からは遠く外れた場所で、
窓口のお姉さんは、「すごく遠いですよ?本当にいいんですか?」と。
でも場所をよく確認すると、そこは実際に住んでいた、隣の市の実家に近い場所だったのです!
奇跡だ!!!
シュナ子は心の中でガッツポーズをしました!
やった!
もちろん「そこでいいです!」と入所をお願いしました!
そして仕事も、保育所が決まったので探しやすくなり、
結婚前にしていたバスガイドの経験を買われ、
また、母子家庭だから頑張るだろうとも思われたんでしょうね、条件ぴったりの仕事が決まりました!
それは幼児教材の訪問販売員
いわゆる、飛び込みの営業ですが、固定給18万プラス歩合で、土日休みです。
営業なんてやったことありませんでしたが、生きるためには、そんなことは言ってられません。
やるしかない!と思って就職することにしました。
物件も並行して探していましたが…
公営の住宅も、市営・県営両方応募しましたが、全部抽選はハズれ。
とにかくお金がないから安いところを探していましたが、
民間のアパートは高いし、
安いアパートは子供の足音や、子供の声でご近所トラブルが心配。
さてどうしたものか…
そんなある日、母の馴染みの小さな八百屋さんに、
母と一緒に買い物に行きました。
店主の奥さんはシュナ子の事情を知ると、
「うちの娘が住んでるところの借家、今1軒空いてるよ。すごく安いから、聞いてみるといい。」と、娘さんを紹介してくれました。
すぐに大家さんに話を通してもらい、
その直前に仕事が決まっていたので、
すんなり契約することができました!
ほんとに良かった〜!
そうこうしていたら、市役所からまた連絡があり、
なんと!市内の保育所が空いたというではありませんか!
しかもそこは契約した借家と職場の中間!
やったー!🙌
もし町外れの保育所だったら、毎日保育園の送り迎えで2時間、余計にかかるところでした!
これは本当に奇跡としか言えません!
神様!本当にありがとうございます!
こうして4月に引っ越しし保育所入所、
5月から仕事開始となりました。
いや〜ギリギリのところで助かった…
あれ?ギリギリ…?
(もしよろしければぎりぎりを攻める神もご覧ください😌)
シュナ美(娘)3歳の誕生日に、当時の借家の玄関先にて。家賃35000円の、古いボロボロの借家だったけど、楽しい思い出がいっぱいの、シュナ子たちのお城でした✨
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