患者さんに思うこと
病棟勤務になって1週間が経ちました。
まだまだ慣れない毎日ですが、
だんだん、患者さんとの関わりが増えてきました。
人生の大先輩
今勤務している病棟には、90歳前後の患者さんがたくさんいます。
人生の大先輩です。
一人一人の人生にどんなドラマがあったのでしょう。
オペ室にいる時は、そこまで考える余裕は無かったのですが、
たった1週間ですけど、関わってみて、患者さんの人生に関心が湧いてきました。
そして皆さん、今、どんなお気持ちで過ごされているんでしょう。
脳は大事
見ていてお辛そうなのは、やはり脳血管障害の患者さんです。
一概には言えませんが・・・
麻痺や高次機能障害が出て、寝たきり、意思疎通が難しい、といった状態になってしまうので・・・
脳血管障害、つまり脳の血管の異常です。
破裂して脳出血してしまったり、血管の内腔が脂で狭くなって詰まってしまったり。
同じ90歳の患者さんでも、脳出血で寝たきりの方と、脳の機能はしっかりしてらっしゃる方は全然違います。
脳がしっかりしていれば、テレビを楽しんだり、本を読んだり、塗り絵をしたり・・・
そして私たちスタッフとのおしゃべりも楽しんでいただけます。
この違いは大きいと、病棟看護初心者のシュナ子は思ってしまいます。
血管も大事
血管は全身を巡っています。
心臓で詰まったら心筋梗塞になるので、それも大変!
悲しいことに、女性は更年期で女性ホルモンが減ると、高脂血症になりやすくなるんです。
総コレステロール値が上がるんですね。
つまり血管内に脂が多くなってくる。
別に、どこも痛くも痒くもないのですが、
血液は脂まみれになるのです。
これを放っておくと、血管の内側の壁に油が付いて溜まっていき、
だんだんと血管の内側が狭くなっていくんです。
そうすると血管が詰まってしまったりします😱
また、狭いところを血液が流れるので、血圧も高くなるんですね。
ちょっとホースを思い浮かべてください。
ホースから水を出している時、出口を手で潰して狭くすると、水が勢いよく飛び出していきますよね。
血管の中でも、そんな感じで血液が流れる圧、つまり血圧が高くなるんです。
そうすると、長い間に血管の壁を傷つけて、コブができ、
そのコブが破裂すると、出血します!😱
コレステロールが高かったら病院行こう!
その出血が脳の血管で起きれば脳出血、お腹の大動脈で起きれば腹部大動脈瘤破裂です。
えらいこっちゃ!です。生死にかかわります。
だから、高脂血症は放っておいてはいけなくて、
ちゃんと病院に行ってコントロールしないと危ないんです。
シュナ子も妙齢なので、高脂血症になってしまいました💦
もちろん、内科に通院して検査や栄養指導を受けています。
まだ薬を飲むほどにはなっていないのが幸いです。
しかし驚くのは、知人友人にこの高脂血症のことを話すと、
「私もコレステロール高いよ。でも別になんでもないよ。」と言って、
放っておいている人がとっても多い!
いやマジでそれヤバいって!!
毎回シュナ子は力説して、病院に行くことを激推ししています。
皆さんも、総コレステロールが正常範囲を超えてめっちゃ高くなったら
ちゃんと病院に行って治療してくださいね。
後悔先に立たず、です。ほんとに😫
どんな人にも幸せになってほしい
シュナ子の勤めている病棟には、そんな脳血管障害の患者さんがたくさんいます。
今日受け持った患者さんは、話しかけても返答が無いことがほとんどです。
でも全くしゃべれないわけではないので、気分が乗らないのか、
疾患の影響でしゃべりたくてもしゃべれないのか・・・
経験の浅いシュナ子にはよくわかりません・・・
今度先生が来たら聞いてみようと思います。
たとえ脳血管障害で寝たきりになってしまっても、
少しでも、喜んだり楽しんだりしてほしい・・・
そう祈るばかりです。
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