再婚までのこと⑨:恋愛の学びの成果
二人目の彼氏と、雲行きが怪しくなってきたシュナ子。
結婚前提でスタートしたお付き合いでしたが、
彼は、本気で結婚は考えていないのかもしれません。
彼の結婚観
彼にとっては結婚自体が漠然としたもので、
結婚したいとか、結婚についてとか、深く考えていないのでは?と思いました。
ただ婚姻届を出して、一緒に住んで、あわよくば仕事を辞めて、生活費はシュナ子に…と思っているような。
そもそもシュナ子の稼ぎなんて、そんなに良くないんだけどな…
ちょっとした言葉や行動から、人生を共にするとか、相手の人生にも責任を持つとか、そうゆう意識が無いように感じました。
お互いがそう思うのであれ問題ないのでしょうが、
シュナ子はがっつりお互いの人生を共有したいし、
片方が寄りかかる(相手を利用する)のではなく、お互いに支え合いたいし、
どんな時でも味方になってくれる、
世界で一人だけのベストパートナーが欲しいと思っていましたから。
彼とは、なんだかしっくりこない。
シュナ子が感銘を受けた、男女の違いを解説した恋愛本も勧めましたが、
興味ないと言われてしまいました。
問題でしょ
彼は若い頃に糖尿病を発症しています。
お付き合いスタートしてからカミングアウトされました。
しかも「このくらい別に問題ないでしょ」という考え。
いや、問題でしょ!
血糖コントロールを適切にしていないと、将来取り返しのつかない健康問題に発展して、仕事や日常生活もままならなくなる可能性が・・・
そこで、薬だけに頼るのではなく、食事制限や運動などを提案しました。
でも彼は、「そんなの俺の自由だろ!いちいち口出しされるのは好きじゃない!」とブチギレ。
えーーーーーー😑
この先結婚するなら、あなたの健康は私にも大いに関係あるんですけどね・・・
ドン引きのシュナ子。
そしてまた別の問題が。
彼はSNS依存症だったんですね。
ツイッターやらフェイスブックやら、その他いろいろなSNSをやっていて、1日中、デートの時もずーっとSNSに投稿している。
そして、それらのSNSで仲良くなった女友達がたくさんいて、
実際に会ったりもしていた。
彼に聞いてみると、やましいことは無い、ただの友達だと言う。
ネットの付き合いって、そんな感じなんですって。
知らないから偏見を持ってしまうのかな。
それならどんなものか、一度シュナ子もネットの交流を体験してみようと思って、サークルを探し、
女性が主催の良さげな写真サークルがあったので、撮影会に行ってみました。
大げんか
シュナ子がネットのサークルに参加したことを知ると、彼の機嫌があからさまに悪くなりました!
あれ、ネットの付き合いって、やましいものじゃないんじゃなかったの?
こっちも別にやましいことないし、みんなで公園に行って写真撮って楽しかったよ?
自分は良くて、シュナ子はダメなの?
てゆーか、自分が本当はやましいから、シュナ子のことも同じだと思って疑っているのでは?
怪しい!
さらには、マッチングアプリをまだ退会していないことも判明!
それについて聞いても、退会するのを忘れていただけ、と言う。
その割には活動状況がアクティブになってる!
もう、不信感マックスです。
大げんかして、マッチングアプリは今すぐ退会して!SNSもやめてしまえ!と言ったんですが、まあ、無理ですよね。
「じゃあもう別れるわ、さよなら」と言って帰ろうとしたら、
それを聞いた彼は、慌ててシュナ子を引き留めて、
「マッチングアプリもSNSもやめる、俺はシュナ子ちゃんのことを愛してる、シュナ子ちゃんと結婚したいんだ!」と言いました。
それで仲直りはしたんですが、
何年も続けてきたSNSをやめろって言うのは、さすがにちょっとひどいかな、と思い直して・・・
そこで、やめなくてもいいから、SNSのやり取りをいつでも見たい時に見せてくれるという約束で、この喧嘩は和解しました。
別れ
しかし数日後、デートの前日にメールしても返信がなかったり、
あげく当日は約束の時間に遅れ、昨日は何してたの?と聞いてもあいまいな返事で、なにやら様子が変。
不信感が高まり、「ねえ、SNSのメールのやり取り見せてよ」と言ったら、
「はぁ?!嫌だよ!」と、まさかのNG!
シュナ子びっくり!約束したのに!😤
しばらく固まっていると、「この前は見せるって約束したけど、やっぱり嫌だ」と、きっぱり言う彼。
あれだけ大げんかして、折り合いつけたのに、
あっさり、2人で決めたルールを無効にされました。
ここで今までの、旅行一人で行っちゃう件、結婚意味ない説、仕事辞める発言、糖尿病の病識の無さなども合わせて総合的に判断し、シュナ子は即決。
分かった、じゃ別れよう!
そう言って、すぐさまその場を後にし、彼とはお別れしました。
正しい判断
当時、彼のことは、ちゃんと好きだったんですよ。
でもね、恋愛したいだけなら良かったのかもしれないけど、
人生を共にする相手ではないな、と分かっちゃったんです。
以前ならきっと、「好きだ」とか「世界で1番愛してる」とか
そんな言葉に騙されて彼の本質を見抜けなかったと思います。
そして、鼻先に結婚をぶら下げられ、好きという気持ちに流されて、もやもやしながら付き合いを続けていたと思うんですが、
今回はさまざまなことを学んだおかげで、冷静に正しく判断することができました。
別れた後も愛してるとか、やり直そうとか、結婚したいのはシュナ子ちゃんだけだ(結婚意味ないとか言ったくせに)とかメールが来ましたが、
2人で決めたルールを簡単に無効にする人と、これから先、良好な関係なんて築けないと判断しました。
結婚観も全然違うし、健康に対しての考え方も甘いので、いくら好きだと言われても、もう無理ですよねぇ・・・
言葉では何とでも言えますからね。実際の行動が伴わないと。
その後、彼がSNSで、まったく事実ではない内容で
シュナ子のことを盛大にディスっていたのを見て、
やっぱり別れたのは正解だったな、と思ったのでありました😊
終わりに
まあ、散々な結末になりましたが、
彼はモテたので(ずっと彼女が途切れたことがない)、またすぐに別の相手を見つけたことでしょう。
そして彼とのお付き合いを通して、シュナ子はさまざまなことを考えさせられました。
それが、現在のシュナ子を作っています。
詳しくはまた次回書いていきますが、
やっぱり、どんな経験も無駄にはなってないなと、しみじみ思うシュナ子なのでした。
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