娘の反抗期:対処法と意味

娘とは、出産後からずっと一緒に寝ていたのですが、
家も買ったし、もう中学生になったので、1部屋娘に与えることにしました。
(こちらもどうぞシンママ時代:東京に新築一戸建てを買う)
自分の部屋をもらって喜ぶ娘。
そんな感じで、しばらく平和に暮らしていたのですが、
だんだん、娘がクソ生意気になってきました。
反抗期突入
そうです、ついに来ました、反抗期。
中学1年生の終わり頃でしたね。
女の子でしたので、さすがにクソババアとかは言われませんでしたが、
何か注意しても無視
気に入らないことがあると舌打ち
中学になったので、勉強方法を教えたのにうるさそうな顔をして、聞き流していました。
そんな時テレビで、15歳の時に、3.11の東日本大震災で両親を亡くした女性が、当時を振り返ってスピーチをしている映像を見ました。
中学の卒業式の後、家族と家にいたところを、津波にのみ込まれたそうです。
水に流され、母親が何かに挟まってしまい、助けようとしても助けられなかったという体験を涙ながらに話していました。
それを見たシュナ子は、どんなに辛かっただろうと、胸が苦しくなりました。
そして、帰宅した娘に何気なくこう聞いてみたのです。

ママがもし津波で流されて動けなくなったら、あんた、どうする?

え?逃げる!
そう即答して自室に行ってしまいました。
なんと・・・たくましいというか・・・
そんなことが起こったら、娘は助けてくれそうにありません
その時、シュナ子は、無性に母親業に虚しさを感じてしまいました。
反抗期の意味
自分の人生をかけて、娘を育ててきたのに、娘は親なんて、なんとも思っていない。
親って、なんて虚しいんだろう。
今になれば、そんなおおげさな、と思いますが・・・
当時は、娘は親より友達の方が大切になってきた時期。
一緒に住んでいるのに、母の誕生日すら忘れておめでとうの一言もないくらい。
小学生のころやっていた家の手伝いもやらなくなり、
犬たちの世話も言われて嫌々やったり、やらなかったり・・・

私のかわいい娘ちゃんはもういないんだ・・・
と、とても寂しく思いました。
今思えば、この時娘は親離れし、そしてシュナ子も子離れしたんですね。
それまでは、娘は自分の一部という感覚がありましたが、それではダメなんですよ。
この時以来、娘は自分とは違う、1人の人間なんだという感覚を持つことができました。
そして、これが子供の反抗期の意味なんだな、と悟りましたね。
反抗期の子供を持つ親の心境
でもその渦中にいる時は、本当に辛かったですね。
学校から帰ってきても、一言も話さず、そのまま自分の部屋に行ってしまう。
ご飯だけ食べてまた部屋に戻る。
本当に可愛くない。
「だまされた」そんなふうにシュナ子は思ったのを覚えています。
あんなにママ、ママって言ってきて、「ママ大好き!」とか甘えてきて、
シュナ子は必死に育児・家事・仕事頑張ったのに・・・
なんだったんだよ、と、その時は思いました。
まあ、成長段階で当たり前の現象なんですが
当時はそんな風に思う余裕もなかった。
反抗期の娘への対応
それでもシュナ子は諦めずに、言う必要があれば言う、という姿勢を崩しませんでした。
たとえ無視されても、舌打ちされても、ルールや約束を破ったりすれば注意しました。
いくら娘が感じ悪くて、もう自分も無視したくなっても、
自分の教育方針の基本は変えないで、あきらめずに関わっていくことを続けました。
そして中学2年の3学期。
初めての全国模試で、娘の成績は悲惨な結果でした。
その成績で入れる高校は、娘がかねてから行きたくないと言っていた高校だけ。
その現実を、親以外から突きつけられた娘は、かなりショックだったようです。
そして、その成績を見てシュナ子は言いました。
「さんざん親の言うこと無視して、自分のやり方でやった結果がこれか!」
すると、娘は、泣きながら、
「ごめんなさい、、、塾に行かせてください」
と言ったのです。
高校受験開始
塾・・・
娘は心底反省していたので、お金はキツイけど通わせてやりたいと思いました。
そこで早速、通えそうな塾を娘と探し、
新しくできた、駅前の塾へ見学に行きました。
個別クラスと集団クラスがあったのですが、料金的に個別は無理です。
でも、娘はたくさんの人と一緒より個別の方が勉強できそうだと言います。
すると塾の先生が、まだできたばかりで生徒が集まっておらず、
集団クラスでも1〜2人くらいで、個別みたいなものだと言うので、
集団クラスで申し込むことにしました。
塾のある日は、仕事から帰ってから送り迎えもしました。
夜遅くに、女の子が1人で歩いて帰ってくるなんて、心配でしたから。
そんな感じで母娘二人三脚で高校受験に取り組み、
母はもう一度勉強の仕方を娘に教え、娘も頑張って勉強しました。
そして見事、志望した高校に合格することができました!

いやー、娘は本当に頑張りました!あの偏差値からよくぞここまで・・・
反抗期を経て
この受験を機に、娘の反抗期も終わり、シュナ子も娘と適切な距離感を掴むことができました。
今、お子さんの反抗期で悩んでいる皆さん、大丈夫です!
一旦親から離れますが、大きく成長してまた戻ってきますから。
今は可愛く思えなくても、愛情を持ってドーンと構えていれば、また可愛くなりますよ
なんて、偉そうに言ってしまいましたが・・・
実は、問題はまだあったのです
長くなるので、それはまた次回・・・

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